「生徒さんからお金をいただくのが怖い」「高いと思われるのが怖くて、つい低い値段を提示してしまう」「価格をあげられなくてモヤモヤする」 ヨガ講師として活動する中で、こんなお金にまつわる悩みを持つ方は多いのではないでしょうか? 実際、ヨガ講師のキャリアアップや収入を考える上で、「お金のマインドセット」はとても重要です。 この記事では、「ヨガ講師のお金のブロック」について深掘りし、「適切な価格設定の考え方」や 「ヨガ講師として収入を増やすためのヒント」をお伝えします!
1.ヨガ講師こそ「お金」について考えるべき理由|ホリスティックな視点から考える適正価格設定

お金も「健康」の一部?ホリスティックな視点から考えるヨガと収入
「お金のことを考えるなんて、ヨガ講師としてふさわしくないのでは?」
「ヨガは奉仕の精神だから、価格を上げるのは良くないのでは?」
そう思う方もいるかもしれません。
ですが、これは 「お金=悪」 という思い込みに過ぎません。
ホリスティック栄養学では、「健康」は単なる身体的な健康だけでなく、心・社会的つながり・経済的安定のすべてが整った状態を指します。
この観点から見ると、「お金」もまた健康の一部なのです。
これについては、Noteでも説明しています。→Noteの関連記事はこちら
経済的に不安定な状態が続けば…
- 無理にレッスンを詰め込み、自分のヨガプラクティスの時間が取れなくなる
- 収入が不安定になり、常にお金の心配をする
- 自分の提供する価値を正しく認識できず、自信を失う
つまり、適切な価格設定ができずに苦しくなってしまうと、自分の健康が損なわれるリスク があるのです。ヨガ講師が 「健康」を伝える立場である以上、経済的な健康も大切にする必要がある ということ。
これは、実は私も経験してきたことです。つい3年前の私は、会社員としてフルタイムで働きながらヨガ講師としてスタジオレッスンを業務委託で請け負う兼業インストラクターでした。会社員の仕事がない平日の夜や休日にたくさんのレッスンを詰め込み、週7日、365日休日がない状態で働きましたが、当時の私のヨガ講師としての収入は会社のお給料の1/3にも満たない額。友人や知り合い向けに自主開催もしていましたが、3000円/回が関の山でお小遣い程度にしかなりません。そんな、自分のヨガも睡眠も食事もままならない状態で自分を削って働いた結果、私は疲弊し、そのうちに、自分がなぜヨガを教えたいと思ったのか、それすらもわからなくなってしまったのです。
ヨガ講師は、ヨガを通して人に「健康と幸せ」を提供していく存在です。だからこそ、自分の「健康」をおろそかにしてはいけない、私はそう思っています。ヨガ講師こそ 「お金との向き合い方」 を学び、適切な価格設定をすることで自分の健康を守っていくことが大切なのです。
2.ヨガ講師が「お金」に対してブロックを持ちやすい理由

「ヨガ講師は奉仕の精神」と考えすぎていませんか
ヨガの哲学には、無償の奉仕(セヴァ)の精神があります。そのため、 「お金をもらわずにヨガを広めることが美徳」 「価格を上げることはヨガの精神に反する」 と考える方も多いです。 しかし、現実的には どうでしょうか。まずは、前述した通り、ホリスティックな観点からは、自分の「健康」を保つためには、経済的に満たされていることは必須です。たとえ、身体的に病気がない状態であっても、常にお金に対して不安を抱えている、そんな状態では真の意味では「健康」とはいえません。
また、ヨガの資格を取得するには、スクールによって幅がありますが、40~60万円ほどはかかります。さらに、ヨガ講師として人に伝えていくためには、教えるものとして常に学びづづけることが大切です。学びには必ずお金がかかります。つまり、「ヨガ講師として活動を続けるためには適切な収入が必要」です。 安価すぎるレッスンでは、自分自身が疲弊してしまい、結果として生徒さんに満足のいく指導ができなくなってしまいます。
ヨガ講師は「価格設定の自信がない」人が多い
私が講座生さんとお話ししていて、よくいただく相談の一つが、この「価格設定」についてです。多くのヨガ講師が、この「価格設定」に迷い、次のような思考に陥りがちです。
- 「高い値段を提示して、生徒さんに断られたらどうしよう」
- 「周りのヨガ講師と比べて、自分のレッスンの価値はどのくらい?」
- 「今までこの値段でやっていたのに、急に上げてもいいの?」
こうした不安から、なかなか適正価格が言い出せずに、つい低い価格で提供してしまい、疲弊してしまったり、収入が増えずに悩む方がとても多いように感じています。こうした思考は、すべてお金のブロックに起因しており、このブロックがある限り、行動は制限され、ヨガ講師として理想の収入を得ていくことは難しいでしょう。
3. 適切な価格設定とは?ヨガ講師が収入を増やすために必要な考え方

「ヨガ講師の収入相場」を気にしすぎないこと
「ヨガ講師の収入はどのくらい?」と検索すると、相場は 1レッスン3,000円~6,000円 などといわれています。 そのため、ヨガ講師一本でやっていくのは難しい、そう考える人もいるかもしれません。実際、ヨガ講師の収入のみで生計を立てるのは難しいから、ほとんどの人が兼業です、と教えているスクールもあるそうです。しかし、正しいお金の知識を学び、適正価格を設定する方法を学べば、ヨガ講師として理想の収入を得ることは難しくはないのです。
重要なのは 「自分の価値」に見合った価格を設定すること 。 価格設定を決めるときのポイントは以下の通りです。
- 自分のスキル・経験値を考慮する提供するレッスンの内容・クオリティを明確にする
- 生徒さんの「得られる価値」にフォーカスする
- 安くしすぎず、自分が納得できる価格を設定する
ヨガ講師が「自分の価格設定に自信を持つこと」が、収入アップの第一歩です。
「お金=価値の交換」と考える
「お金をもらうことに罪悪感がある…」
「レッスンの価格を上げると、生徒さんに悪く思われそう…」
こんな悩みを持つヨガ講師さんは少なくありません。でも、ここで大切なのは、「お金は価値と交換するもの」 という考え方です。
例えば、あなたがヨガのレッスンを受けて、「この先生の指導で身体が変わった!」「心が軽くなった!」と感じたとしたら、その価値に見合った金額を払うのは、ごく自然なこと ではないでしょうか?
生徒さんが支払うのは「時間」や「ポーズ」ではなく、得られる変化や体験 なのです。
私も最初は、「お金をもらうこと」に違和感を感じていました。ヨガ講師になりたての頃は、「高い金額を提示したら生徒さんが離れてしまうのでは?」と不安になり、相場よりも低い価格を設定してしまっていたのです。しかし、「お金は価値の交換」という考え方を知ってから、自信を持って自分にとっての適正価格を決められるようになりました。
そして、これは本当に驚くべきことなのですが、結果的に、しっかりと適正価格で提供した方が、生徒さんの成果もさらに出るようになり、「このレッスンを受けて本当によかった!」と満足し、リピートしてくれるようになったのです。
4. ヨガ講師のお金のブロックが引き起こす問題とは?
「お金をもらうことへの抵抗」が引き起こす3つの悪影響
お金のブロックがあると、以下のような問題が発生しがちです。
価格設定を低くしすぎて、収入が安定しない
「お金を払う=負担」と考えてしまい、生徒さんに売り込めない
自分のレッスンの価値を過小評価してしまう
結果として、「ヨガ講師としての理想の働き方」からどんどん遠ざかってしまいます。
5. お金のブロックを外すための3つの方法

①「高い値段=悪」ではなく、「価値があるもの」と考える
多くの人が「高い値段をつけることは悪いこと」「良心的な価格で提供すべき」と思いがちですが、これは本当に正しいのでしょうか?お金は単なる「価値の交換手段」にすぎません。生徒さんは「レッスンそのもの」にお金を払っているのではなく、ヨガを学ぶことで得られる変化に対してお金を払っている のです。
・価値を明確にするポイント
・ 自分が提供するレッスンの「変化」を明確にする・・・「このレッスンを受けることで、生徒さんはどんな未来を手に入れられるのか?」を考える
・ 他のヨガ講師との差別化ポイントを明確にする・・・「自分のレッスンならではの強み」を言語化する(ホリスティックな視点、個別指導の手厚さなど)
単に価格を安くするのでは、自分の価値もどんどん下げてしまいます。ヨガ講師にとって必要なことは、自分のサービスの価値を明確にし、それを生徒さんにも分かるように伝えることなのです。
② 「価格を上げることで、より良いサービスを提供できる」と考える
価格を上げることで、レッスンの質が向上し、より多くの生徒さんに価値を届けられるようになります。
価格が安すぎると、ヨガ講師自身が疲弊し、結果的に生徒さんにとっても良くない影響を与えてしまうことがあります。
・価格を上げるメリット
・ 自分自身のモチベーションが上がる・・・「自分の価値を正しく評価できている」という自信につながる
・ より充実したレッスンが提供できる・・・新しい学びに投資でき、指導の質が向上する
・ 価格が高いほど「本気の生徒」が集まる・・・「無料だから来てみた」「安いから続ける」という人ではなく、本気で学びたい人 が来て、成果もより出るようになり、そこから自分の実績につながる。
・「高価格レッスン」が持つ意外なメリット
例えば、同じレッスン内容で「3,000円」と「10,000円」の2つのクラスがあったとします。
一般的に「安い方が集客しやすい」と思われがちですが、実際には高い価格の方が生徒の満足度が高くなることが多いのです。
なぜなら、高価格のレッスンを選ぶ生徒は、「このレッスンで本気で変わりたい」と思っているからです。逆に、価格が安すぎると「なんとなく参加」「途中で辞める」という人が増えてしまい、指導のクオリティも低下する可能性があります。適正価格を設定することで、本気でヨガを学びたい生徒さんにとって最適な環境を提供することができる のです。
③ ヨガ講師が経済的に安定することが、生徒のためにもなる
ヨガ講師自身が経済的に安定していないと、生徒さんにとっても良いレッスンが提供できません。
無理にレッスンを詰め込んだり、自分の時間を削ったりすると、結果的に「エネルギーが枯渇し、生徒のサポートが十分にできない」という状況になってしまいます。
・経済的な余裕が生む3つのメリット
・ より質の高い指導ができる・・・講師自身が心身ともに余裕を持ち、エネルギーを注げる
・ 学びを深めることができる・・・新しい知識やスキルを学ぶ時間を確保でき、インプットとアウトプットのバランスがととのい、より指導の幅が広がる
・ 生徒さんにも「お金に対する健全な価値観」を伝えられる・・・「安い=正義」ではなく、「価値に見合った対価を払う」 という意識を生徒にも持ってもらえる
最後に|適正価格とは?ヨガ講師にとっての「心地よい価格設定」とは
ここまで、「ヨガ講師とお金の関係」「価格設定の考え方」「お金のブロックを外す方法」についてお話ししてきました。
では、最終的に 「適正価格」とは何なのか?
価格を設定するとき、どうしても「高い=良い」と思いがちですが、必ずしもそうではありません。大切なのは、自分が心地よく感じられる価格であること です。
- 高価格だから正しいわけではない
- 低価格だから生徒さんに優しいわけではない
適正価格とは、 自分が提供する価値に対して納得できる価格であり、それを自信を持って伝えられるかどうか によります。
たとえば…
・ 価格を上げることで、より充実したレッスンを提供できるなら、その価格が適正
・ 低価格でも、自分が無理なく続けられ、生徒の変化を最大化できるなら、それも適正
大切なのは、「安すぎて自分が疲弊しない」「高すぎて自分が申し訳なく感じない」 自分が心地よく提供できる価格を見つけること です。
価格を決める際に、周りの相場や他のヨガ講師の料金を気にしすぎると、自分の「納得感」がなくなってしまいます。大切なのは、「私はこの価格で提供するのが最も気持ちよく、エネルギーを注げる!」 と思える価格を見つけること。
価格設定に迷ったら、「この価格で生徒さんに最高の価値を提供できるか?」と自分に問いかけてみてください。
ヨガ講師として 「心地よく、豊かに」 活動できる価格を見つけ、自分とも生徒さんとも、より良い関係を築いていきましょう。
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