ヨガ講師の指導力を高める!アジャストの5つの極意と柔軟性を育てるヒント

「アジャストの仕方がわからない」「生徒さんの体に触れるのが怖い」

こうした悩みは、今、多くのヨガ講師の方々から寄せられています。特に、コロナ禍でオンライントレーニングを通じてヨガ資格を取得した方の中には、対面で体に触れる経験が少なく、「生徒さんに怪我をさせたらどうしよう」「不快に思われたらどうしよう」と不安を抱えている方が多く見受けられます。

私自身も、ヨガ講師として活動し始めた頃はまさに同じ気持ちでした。資格を取ったのはコロナ前の対面講座でしたが、クラスを始めたばかりの頃は、自分のことで精一杯。生徒さんのアライメントを整えるどころか、目の前の生徒さんを見る余裕もなかったのを覚えています。

また、「人の体に触れる」ことそのものにも、最初は抵抗がありました。特に、日本は、家族やパートナーに触れることはあっても、知らない人の体に触れることには文化的な壁があるように思います。そんな背景もあってか、最初は本当に緊張しました。

ですが、ヨガの学びを深める中で、ボディワークやオイルマッサージなどで「触れる」「触れられる」経験も自然と増えていき、次第に感覚が変わっていきました。今では、アジャストで生徒さんの体がさらに整い、呼吸が深まり、緊張が和らいでいく瞬間に立ち会えることが大きな喜びになっています。

そんな私の体験とともに、「ヨガ講師としての指導力を高めたい」「柔軟性を育てたい」「独立に向けて自信をつけたい」と思うあなたへ、アジャストの5つの極意をお届けします。

目次

1. 体の構造を理解し、“安全に導く自信”を持つ

ヨガの指導において、解剖学的な理解は欠かせません。

医学部レベルの知識は必要ありませんが、「ヨガ講師として人の体に触れる」うえで、筋肉や関節の基本的な構造、安全な可動域などの知識は必須です。

私も運動経験ゼロからヨガ講師になり、「解剖学がわからない=自信がない」と思い、たくさんの本や講座で学びました。しかし、最も役立ったのは、【自分の体で実感しながら、目的を意識して試行錯誤し続けたこと】です。

たとえば:

  • このポーズを深めたいとき、何を意識するか?
  • この身体の特徴を持つ生徒さんにはどう伝えるか?

それを自分の体で感じ、クラスで実践し、また学びに戻る。この循環が、指導力の軸とアジャストの“自信”につながっています。

自分に自信がなく、触れる手が迷っていれば、生徒さんも不安になります。けれど、自信を持って触れられると、その手のぬくもりが“安心感”となって伝わり、自然と生徒さんの緊張はほどけ、アライメントも整っていきます。

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2. 自分自身が“整っていること”が、最大のアジャスト

アジャストはテクニック以上に、“自分の在り方”が問われる行為です。

ヨガ講師自身の呼吸、姿勢、精神状態が乱れていれば、それはそのまま生徒さんに伝わってしまいます。

逆に、自分の呼吸が深く、姿勢が安定し、心が満たされていれば、そっと添えるだけの手でも「安心感」が生まれます。

実際、私も会社員とのダブルワークをしていたころ、きちんと食事や睡眠もとれないままクラスをすることがよくありました。そんなときは、頭もクリアではなく、呼吸や姿勢も安定していない状態。精神状態も、マインドフルネスとは程遠く、気もそぞろの状態だったように思います。

そして、「セルフケア」を何よりも重要視している今、明らかに、アジャストや生徒さんの体に触れるときのマインド、触れ方、触れたときの生徒さんの反応やその後の表情が違ってきています。

これは「セロトニン」という神経伝達物質の働きによるもので、安心・共感・信頼感に深く関わっています。呼吸や姿勢、感情の安定がこのホルモンの分泌を高め、結果としてアジャストの質を高めてくれるのです。

ヨガ講師として生徒さんを整えたいなら、まずは自分自身を整えることから始めること。一見、遠回りのように見えても、実はそれが一番の近道なのです。

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3. 触れることは、言葉以上のメッセージ

人に触れられて「心地いい」と感じるときはないでしょうか?

私は美容院で髪を洗ってもらってセットしてもらうのが大好きなのですが、そのときの心地よさ、やさしさ──あの感覚は何よりも安心感を与えてくれる気がします。

特に家族や親しい人、パートナーなどに触れたり触れられたりすることは、単に「触れる」ということ以上の意味を持っています。

やさしく信頼をもって触れることには、「オキシトシン」という“愛情ホルモン”の分泌を促す力があります。

これは赤ちゃんと母親のスキンシップでも見られる、神経系への安心の伝達。

アジャストでも同じです。

ただ技術を使ってポーズを「修正」するのではなく、「私はここにいるよ」「大丈夫だよ」というメッセージを手で伝える──これこそが、本当に意味のあるアジャストだと私は思います。

「触れるのが怖い」と感じる方ほど、自分が誰かに触れられる経験(マッサージやボディワーク)をしてみてください。それが自分の中に“安心”を育て、その安心が生徒さんにも伝わる土台になります。


4. 力ではなく、“つながり”で動く

ヨガのクラスのアジャストで無理に押され、痛みを感じた、痛めてしまった──そんな話を少なからず聞くことがあります。

こんなことをいうと、また「アジャストが怖い」というヨガ講師さんが増えてしまいそうですが、この「傷つけてしまう」ということが起こるのは、「力でなんとかしよう」としているから。

私自身も、以前は「どう押したらうまく整うか?」と力でなんとかしようとしていた時期がありました。

でも、私自身、「体をゆるめる」という観点からマッサージを学んだときに教わったのは、「力で押すのではなく、呼吸と連動させ、体の中心からつなげて触れる」ということ。体幹や背骨から動くことで、施術もアジャストもぐっと楽になり、力で押そうとしなくても、自然とこちらの意図が伝わり、相手が整ってくるのです。

これは、人の体に触れるという視点では、アジャストも同じこと。自分の呼吸にも意識をむけながら、体幹から腕、そして手へと力を送るようにしながら、全身を使って「つながるように触れる」ことが、やさしく導くようなアジャストにつながっていくのです。


5. “正す”ではなく、“寄り添う”

みなさんは、「アジャスト」と聞くと、どんなことだと思いますか?

「間違っているところを正すこと」
「理想的な形に導くこと」

これは、以前の私がアジャストに対して持っていたイメージです。

もちろん、これは間違いではありません。

でも、私が今、アジャストに対して持っているイメージは、“正す”ことじゃなく、“寄り添う”こと。

以前の私は「ここが間違ってる」「こうすれば正しい」と、生徒さんに“正解”を押しつけてしまうことがありました。

でも、IIN(Institute for Integrative Nutrition)でリスティック栄養学を学ぶ中で、「相手の中にすでにある答えを引き出し、それを信じて寄り添う」というコーチングの基本の姿勢を身につけました。

アジャストも同じです。

  • 「こうしてください」と外から操作するのではなく、
  • 「ここに意識を向けてみて」とそっと添える。

そんな関わり方の方が、生徒さん自身が“自分の感覚”を思い出し、自らの内側から整おうとする力を引き出すことができます。

私たちの役割は、「正す人」ではなく、「寄り添う人」。

それこそが、ヨガ講師としての“ホリスティックな指導力”なのだと思います。


柔軟性・自信・指導力を育てたいヨガ講師の方へ

私が主宰する【柔軟性向上プログラム】では、ここにご紹介した、力ずくで押す、生徒さんを無理に変えようとするのではなく、生徒さんを信じることで、すでにそこにある能力や力を引き出し、変化に結びつける、という、生徒さんに変化を感じてもらうために、ヨガ講師にとって必要な知識を体系的に学ぶことができます。

講座生の方からは、

  • 「お客様から“変わったね!”と喜ばれました」
  • 「心のブロックが外れて、やっと前に進めました」
  • 「人生で最高月収を達成しました!」
  • 「これまでの3倍の価格で商品を販売できました」

など、嬉しい声をたくさんいただいています。

さらに、実際に体を動かし「触れる力」「寄り添う感覚」を体感できる場として、年に一度【ヨガ講師向けバリ・リトリート】も開催予定です。

ホリスティックなアプローチで、柔軟性をあげ、ヨガ講師としての指導力も育てていきたい方へ──

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