ヨガって柔らかくなるの?
ヨガ講師として活動していると、これまで数十回は聞かれてきた質問があります。
ヨガって柔軟になるの?
あなたは、どう思いますか?
- ヨガ=柔軟?
- ヨガは柔らかくないとできない?
- ヨガ講師ってみんな柔らかいんでしょ?
もしあなたが、そんなイメージを持っているなら。
そして、「もっと柔軟になりたい」と思っているなら、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
きっと、あなたのそのイメージが150度くらい変わるはずです^^
ヨガ講師としてのリアルな答え
私は、ヨガ講師として6年、9年間勤めた会社を辞めてからは3年間、兼業講師として、そしてヨガと食事で柔軟性をあげる専門家として、13000名以上の方と向き合ってきました。
冒頭の質問「ヨガって柔軟になるの?」に対する、私の答えは、YESであり、NOです。
もちろん、ヨガを継続することで少しずつ体が変わり、柔らかくなっていくのは事実です。
実際に、私の元には「ヨガを通じて体が柔らかくなり、心も軽くなった」というヨガ講師さんからのご相談や感想を多くいただきます。
ですがその一方で、
- 長年ヨガをしているのにまだまだ体が硬い
- 前屈や後屈が苦手、開脚も思うようにできない
- ポーズが理想通りに取れない、痛みがある
- 自分の体はもう一生このままかもしれない
そんな悩みを抱えるヨガ講師さんも少なくありません。
つまり、「ヨガをすれば柔軟になる」「ヨガ講師は柔軟であるべき」というイメージは、実は少し違うのかもしれません。
ヨガの起源から考える。ヨガと柔軟性の本当の関係
そもそも、ヨガは「体を柔らかくするため」に生まれたものではないのです。
ヨガの起源は、紀元前2500年ごろのインダス文明の時代とされ、精神の統一や悟りに至るための修行法として発展してきました。
ヨガの語源である「Yuj(ユジュ)」には、「つなぐ・統合する」という意味があります。
- 心・体・魂をつなぐ
- 自分と他者をつなぐ
- 自然や宇宙と調和する
そんな大きな視点が、ヨガの根底にあるのです。
現在私たちがスタジオなどで行っている「アーサナ(ポーズ)」は、本来、瞑想のために快適で安定した座位を保つための準備でした。
『ヨガ・スートラ(パタンジャリ著)』では、アーサナについては以下のように語られています:
「アーサナは、安定して快適であること」
つまり、アクロバティックなポーズや柔らかさを追求することが目的ではなく、内側の静けさや安定を整える手段だったのです。
なぜ柔軟になれないのか?柔軟性を妨げている6つの要因
柔軟性に悩む方は非常に多いですが、「なぜ自分の体が硬いのか?」を深く考えたことはありますか?
以下のような要因が、柔軟性を妨げているかもしれません:
- むくみ
- ストレスや緊張
- 思い込み(私は硬い、など)
- 冷えや栄養不足
- 姿勢の癖
- 浅い呼吸
確かに、ヨガはこれらを緩和する助けになります。
でも、それだけでは変化がとてもゆっくりで、変わった実感がないと続けるモチベーションが下がってしまうんです。
結果、柔軟になれない、もしくは元に戻ってしまう……。
柔軟性向上にはヨガ以外の視点が不可欠
柔軟になりたいのであれば、ヨガだけでは足りません。
そこで私が出会ったのが、「ホリスティック栄養学」です。
ホリスティック栄養学では、健康とは体だけでなく、心や仕事、お金、環境、人間関係など人生全体のバランスが整っている状態と捉えます。
たとえば、こんな人がいたとします:
- 健康診断では異常なし
- でも、家族にいつもイライラしている
- 仕事に行くのが憂うつ
- 収入面で不安がある
このような状態では、たとえ体に異常がなくても、健康とは言えないですよね。
そして、そんな状態のとき、体も心も硬くなっていくのです。
いきなり健康の話?って思う方もいるかもしれません。
ですが、私は健康は柔軟と同意義である、と思っています。
健康であるから柔軟であるし、柔軟であるからこそ健康を維持できるのです。
柔軟性向上のために見直すべき5つの視点
では、柔軟性を高めるために、ヨガ以外でどんなことができるのか?
私が実際に意識している5つの領域を、柔軟という視点でご紹介します。
① 柔軟になる食事・栄養
You are what you eat(あなたは食べたものでできている)
食事は、むくみや冷えの改善、ホルモンバランス、感情の安定に大きく関わります。
特に意識したいポイント:
- 塩分・糖分・加工食品の摂りすぎ → むくみ、老廃物が溜まる
- 冷たい飲み物や冷えやすい食材 → 内臓の冷え、筋肉の硬直
- オメガ6脂肪酸の摂りすぎ → 炎症、筋膜の癒着
腸は感情と脳にもつながっています。 腸を整えることで、ストレスや緊張も緩み、柔軟性向上につながります。
② 柔軟な人間関係
人間関係のストレスは、心にも体にも直接的な緊張を生みます。家族やパートナー、友人や職場の上司や同僚、生徒さん、クライアントさん。。
人間は社会的な生き物で、一人では生きていけないものですから、常に誰かとのつながりを持って生きています。そうした関係がギスギスしていたり、うまくいっていなかったりすれば、当然健康にも影響を及ぼします。
私が柔軟な人間関係を築く上で大切にしているのは、まずは「自分との関係を整えること」。
自分が心地よくいられる選択をすることで、他人との関係にも余裕が生まれます。 人は鏡。
自分の在り方が、そのまま関係性に反映されるのです。
③ 柔軟になる環境
人は、過ごす空間に大きく左右されます。
例えば、周囲に雑多なモノが溢れ、聞こえてくるのはクラクションや工事の音、人混みやデジタル音の中にいると、心がざわざわして落ち着かず、なんとなく急かされているような気持ちになった経験はありませんか?
現代に生きる私たちは、常に情報にさらされ、無意識のうちに交感神経が優位な「緊張モード」で生きています。呼吸は浅くなり、胸でだけ呼吸するような状態が続くと、筋肉はどんどん固くなり、体は“ゆるむ余白”を失っていきます。
逆に、自然の中や、自分が安心できる空間に身を置くと、呼吸は自然と深くなり、副交感神経が優位になります。そうすると体はゆるみ、心もほっと緩んでくるのです。
私が柔軟になる環境づくりで意識していることは、 「自分の五感が喜ぶものに囲まれて過ごすこと」。
たとえば、着るものひとつでも、「これは私をワクワクさせてくれる?」「この色は気分を上げてくれる?」と、自分の内側に問いながら選びます。
お気に入りの香り、音楽、肌触り、小物、照明。日々を共にするものをひとつずつ丁寧に選ぶことで、自分が“安心して緩める空間”が整っていきます。
柔軟性は、ポーズの前に「空間の整え」から始まっているのかもしれません。
④ 柔軟な仕事・働き方
仕事は、人生の一部と言ってもいいくらい、多くの時間やエネルギーを費やすものです。
だからこそ、その仕事が自分に合っていなかったり、毎日ストレスを感じるものであれば、 1日の大半を“緊張した状態”で過ごしていることになります。
私自身、今でこそ、好きな場所で好きな人たちと、自由に働けていますが、 以前は会社員としてフルタイムで働く、いわゆる“普通のOL”でした。
当時は、決して病気になるほどではなかったけれど、
- 毎日が忙しすぎて余白がない
- そこまで好きではない仕事に追われる
- 人生がどこか他人事のように感じる そんな状態に、確実にストレスを感じていました。
さらに、“休むこと=悪”のような思い込みがあって、 疲れていても、眠くても、予定で埋めていないと不安で。
今思えば、そんな日々が、 体にも心にもずっと力を入れ続けるクセを作っていたと思います。
でも今は、
- 好きなことを、好きなタイミングでやる
- 疲れたら休む、眠かったら寝る
- 「今日は何もしない日」もOK
そんなふうに、自分にとって心地よい働き方を選べるようになって、 明らかに、体の硬さも、心のこわばりも、ゆるんできました。
一見関係ないように見えるけれど、 働き方やキャリアの在り方こそ、柔軟性を育てる土台のひとつです。
⑤ お金との関係
先日、フォロワーさん30名にアンケートをとったところ、なんと8割の方が「収入面で不安がある」と回答してくれました。
私たちは、生きている限りお金と関わっていかなくてはいけません。人生において必須ともいえるお金との関係がうまくいっていないと、どんなにヨガや健康的な生活をしていても、どこかで不安や緊張が生まれてしまいます。
お金は、私たちの選択肢を広げてくれるもの。 行きたい場所に行く、学びたいことを学ぶ、大切な人に贈り物をする——そういった「やりたい」を叶えるために、お金はサポートしてくれる存在です。
でも私自身、以前はお金が本当に苦手でした。 数字を見るのも嫌で、銀行の就職試験では適性検査で落ちるほど(笑)。
「お金って汚いもの」「お金を持ってる人はがめつい」 そんな思い込みが根強くあって、お金に対して罪悪感や抵抗感を抱えていました。
でも、ホリスティック栄養学を学ぶ中で、「お金もエネルギーであり、私たちの人生を豊かにしてくれる“中立的な存在”なんだ」と気づけたことで、その関係性は大きく変わりました。
今は、お金を「味方」として受け入れられるようになり、やりたいと思ったことに対して素直に一歩を踏み出せるようになりました。
結果的に、心に余白が生まれ、体の緊張もふっと緩みやすくなったんです。
お金との関係性は、人生の自由度に直結します。 そしてその自由度が、柔軟性を育てる土台になっていく
——そんなふうに、今は感じています。

まとめ:柔軟性とは、生き方そのもの
ヨガは柔軟になるための“ツール”のひとつ。とても大切なものです。
でも、柔軟性とは「ヨガだけで育つもの」ではなく、 日々の選択・在り方・生き方そのものから育っていくのです。
「もっと柔らかくなりたい」 そう願うあなたへ、今日からできる小さな選択を変えてみてください。
きっと、その積み重ねが体にも、心にも、新しい柔らかさをもたらしてくれるはずです🌿
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🌿この講座は、こんな方におすすめです
✅ ストレッチやヨガをしても、体が硬いと感じる方
✅ 自分に合う柔軟法がわからない方
✅ 痛みや不調があり、疲れやすいと感じている方
✅ 続けた方がいいとわかっていても、なかなか継続できない方
✅ 将来や収入への不安がある方
✅ ヨガ講師として活動したいけれど、自信が持てない方
📘5日間のレッスン内容
DAY1:柔軟になれない本当の理由
DAY2:柔軟に関する3つの勘違い
DAY3:変化を加速!柔軟になる栄養学
DAY4:9割が見落としている!柔軟な人がやっていること
DAY5:フォロワーさんの声から見えた!柔軟に必須な3つのこと
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