自然と理想が叶っていく:ヨガ講師に必要な「直感力」を育てる腸と脳の話

ヨガの資格はあるけれど、自信が持てずに一歩が踏み出せない。あるいは、大手スタジオで働いてきたけれど、「このままでいいのかな?」「自分の理想の働き方って?収入って?」と感じ始めているーー。

そんなヨガ講師の方に向けて、今回はちょっとユニークな切り口で「直感力」と「腸脳軸」についてお話しします。実は、理想の働き方や独立を叶えているヨガ講師の多くは、自分の“腸の声”に耳を傾け、柔軟な行動をとっています。

「直感なんてスピリチュアルすぎる」と思うかもしれませんが、実はちゃんと科学的な裏づけがあるんです。

この記事では:

  • ヨガ講師が直感でチャンスを掴む理由
  • 直感と腸のつながり(腸脳軸)
  • 腸内環境を整える具体的な食事・生活習慣 を丁寧にご紹介します。
目次

ヨガ講師が「たまたまのチャンス」を掴む人に共通すること

ヨガ講師として活動していると、「そんな偶然ある?」と思うようなチャンスに恵まれる人がいます。

たとえば──

  • たまたま代行を頼まれた日。最初は「代行だしな」と思っていたけれど、そのレッスンがきっかけで生徒からの人気が高まり、正式にレギュラークラスを任されるようになった
  • 偶然入ったカフェでオーナーと話が盛り上がり、「今度レッスンしてくれませんか?」と依頼された
  • ヨガフェスやイベントで、他の講師や主催者とつながり、「一緒にワークショップやりませんか?」と声をかけられた
  • ふと目にした地元のスタジオ。思いきって問い合わせてみたら、ちょうど撮影モデルの募集をしていて採用された

こうした“たまたま”のように見えるチャンスをものにしている人には、ある共通点があります。

それは、直感を信じて動けること

頭であれこれ考えすぎず、「なんとなく気になる」「やってみたいかも」という内側からの感覚に素直に従って行動している人ほど、自然とチャンスを引き寄せています。

ではこの「直感力」とは、一体どこから来るのでしょうか?

次の章では、実は科学的にも説明できる「直感」の仕組みについて見ていきましょう

実は科学で説明できる「直感力」とは?

直感とは、私たちが頭で論理的に考える前に「なんとなく感じる」感覚のこと。ヨガのクラスづくりや生徒との関係、今後の方向性など、ふとした場面で「こっちのほうがいいかも」と感じること、ありませんか?

この直感、実は“ただの感覚”ではなく、体の中のある働きによって生まれているのです。

英語の“Gut Feeling”に込められた意味

英語には “Gut Feeling(ガット・フィーリング)” という言葉があります。直訳すると「腸の感覚」。でもこの言葉は、日常的に「直感」を意味するフレーズとして使われます。

「I have a gut feeling about this.(なんとなく、こうしたほうがいい気がする)」

というように、英語圏では“直感”と“腸”が密接に結びついているのが当たり前のように使われているのです。

実際に、私たちが何かを判断するとき、体の中では“腸”が先に反応し、その情報が脳へと伝えられていることがわかっています。では、なぜ腸がそんな大きな役割を果たしているのでしょうか?

腸と脳をつなぐ「腸脳軸」の仕組み

その秘密は、「腸脳軸(ちょうのうじく)」と呼ばれる仕組みにあります。

腸と脳は、迷走神経(副交感神経のひとつ)によってダイレクトにつながっており、腸からの情報が脳にリアルタイムで伝わっています。この神経のやり取りが、まさに「直感」を生み出すベースになっているのです。

さらに、腸内には1億個以上の神経細胞が存在し、“第二の脳”とも呼ばれるほどの独自の情報処理機能を持っています。つまり、腸は単に食べ物を消化するだけの器官ではなく、私たちの感情や判断力にも影響を与えているのです。

この腸脳軸のバランスが整っているとき、私たちは自分の感覚に素直に従いやすくなり、「なんとなくこれが良さそう」「この人とは合いそう」という“腸の声”をキャッチしやすくなります。

逆に、腸内環境が乱れていると、心がざわついたり、判断ミスをしやすくなったりするとも言われています。

だからこそ、ヨガ講師として「柔軟な感性」と「行動する力」を高めていくためには、この腸脳軸の働きを知り、整えていくことがとても重要なんです。

次の章では、私自身の失敗エピソードも交えながら、「なぜ私たちは直感に従えなくなるのか?」というテーマを掘り下げていきます。

行動できないのは「脳」のせいかもしれない

ヨガ講師として新しい一歩を踏み出したい、もっと自分らしく働きたい──そう思っているのに、なぜか動けない。そんな葛藤を抱える方は少なくありません。

その理由の一つに、**「脳で考えすぎてしまうこと」**があります。

「Have to」で動くと、感覚が鈍る理由

私たちは知らず知らずのうちに、「〜しなければならない(Have to)」という思考に支配されがちです。

  • 資格を取ったからには教えなきゃ
  • しっかり働いて親を安心させなきゃ
  • 周りの人に認められるように頑張らなきゃ

こうした思考は一見まじめで立派に見えますが、その根底にあるのは“自分の本音”ではなく、“他人からどう見られるか”という外側の基準です。

この状態では、「腸=直感」が発する微細なサインに気づきにくくなってしまいます。なぜなら、脳は過去のデータや社会的な正解に基づいて判断する傾向が強く、今ここにある自分の本当の感覚を無視してしまいやすいからです。

脳の判断ミスが生んだ私の黒歴史

ここで、私自身の失敗体験を少しご紹介させてください。

大学卒業後、私は一度就職した会社を辞め、念願だったオーストラリアに渡り、TESOLという英語教授法を学びました。英語力も身につき、1年後に帰国してから、「せっかく学んだのだから、英語を仕事にしなければ」と思い、某大手英会話スクールに就職することを決めたのです。

「親を安心させたい」「ちゃんと働いて社会的に認められたい」ーー
そんな“Have to”の気持ちで選んだこの道。けれど、その決断の前夜、私はものすごくリアルで苦しい悪夢を見て、夜中に汗をかいて飛び起きました。

案の定、就職してみると仕事はまったく楽しくなく、体も心もついていかず、わずか2週間で退職することに。今思えば、あの悪夢は「本当にやりたいことじゃないよ」という腸(直感)からのサインだったのかもしれません。

この経験をきっかけに、私は“脳”の正しさではなく、“腸”が発する違和感やときめきを信じて選択するようになりました。

直感力を取り戻すために、腸を整える

私たちは本来、直感的に物事を選び取る力を持っています。けれど、現代の生活ではストレスや不規則な食生活、情報の多さなどによって、その感度が鈍くなっている人がとても多いのです。

では、どうすれば直感力を取り戻せるのでしょうか?
鍵は、腸内環境を整えることにあります。

腸内環境を整える具体的な食事と習慣

腸内環境を良好に保つには、以下の2つが大切です。

① 善玉菌そのものを摂る(プロバイオティクス)

  • ヨーグルト
  • 納豆
  • 味噌
  • ナチュラルチーズ

② 善玉菌のエサを摂る(プレバイオティクス)

  • 食物繊維(ごぼう、にんじん、ブロッコリー、芋類、きのこ、海藻、豆類)
  • オリゴ糖(玉ねぎ、ねぎ、にんにく、アスパラガス、バナナ)

この2つを“セットで”摂ることが、腸内フローラ(腸内細菌のバランス)を整える鍵になります。

さらに、

  • 睡眠をしっかりとる
  • ストレスをためこまない
  • リラックスする時間を意識的に持つ

といった生活習慣も腸にとって非常に重要です。

参考文献:茂木健一郎さんの『意思取扱説明書』

実は、脳科学者・茂木健一郎さんも、著書『意思取扱説明書』の中でこう述べています:

「直感的に正しい選択をするには、腸内環境を整えることがとても大切だ」

この本を読んだのは、ちょうど「腸と脳の関係」についての講座コンテンツを作っていたときでした。まさにシンクロニシティ(意味のある偶然)だと感じたのを覚えています。

私たちの体と心は、思っている以上に深くつながっています。
そして、そのつながりを強化することが、ヨガ講師としての柔軟性や感性を高めるベースになるのです。

自分を整える時間を持つということ

現代のヨガ講師は、ただポーズを教えるだけでなく、自分自身の在り方やエネルギーが問われる時代になってきました。けれど、忙しい日常の中で「自分を整える時間」を持つのは、意外と難しいものです。

たとえば、「腸を整えよう」「セルフケアを大切にしよう」と頭では分かっていても、実際には時間に追われ、気づけば自分のケアは後回しになっている…ということも多いのではないでしょうか?

そんなときこそ、一度日常から離れ、自分と深く向き合う時間が必要です。腸も、脳も、感覚も、休めば必ず回復します。そして、本来持っていた「直感力」や「柔軟性」が戻ってきます。

実際に、私自身も「整える時間」がすべての始まりでした。

今、その“整える体験”を深める機会として、【ヨガ講師さん向けリトリート】を企画中です。

このリトリートでは、体の柔軟性はもちろん、心柔軟性も育て、感性や精神性、そして生き方そのものをゆるやかに整えていきます。

👉 リトリートの詳細は、現在開催中の無料メール講座の中で先行してご案内予定です。
気になる方は、ぜひメール講座からチェックしてみてくださいね^^

そして、私がこのリトリートを「もう一度やろう」と決めた理由については、以下の記事に綴っています。
直感に従うことの大切さに共感していただける方に、ぜひ読んでいただきたいです。

→ 私がもう一度、バリリトリートを開催しようと思ったわけ(Note記事)

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